トトロの木があることで有名な山形県。市内からは少し離れていますが、ジブリ好きの方であれば一度は見てみたいですよね。そんなツクイスタッフ山形支店(山形市)の周辺にある、介護時の散歩や宿泊に使いやすい施設をご紹介します。
バリアフリー情報を集める
山形県内のバリアフリー情報を調べるには、「おでかけらくらく情報」ページがお勧めです。市町村別、目的別で探すことが出来、検索結果一覧もアイコンで表示されているためとても見やすくなっています。
散策する
JR山形駅から徒歩10分ほど、山形城の本丸跡と二ノ丸跡にあたる霞城公園は、国の指定史跡になっています。平成3年に、忠実に復原された「二ノ丸東大手門」の木造建築の美しさには、お城マニアならずとも感銘を受けることでしょう。特に春、満開の桜にいろどられた城壁の眺めは、圧巻です。
身体障がい者等用専用駐車スペースは5台あり、東大手門出入口通路にスロープが設置されています。また、公園内に2箇所、バリアフリーの多目的トイレがあります。園内の歩道はフラットに舗装され、車イスで利用することができます。
また、公園内やその周辺には、山形市郷土館、山形県立博物館、山形美術館、最上義光歴史館など数多くの文化施設が集まっているので、ゆっくり文化や芸術に触れる一日が過ごせます。
山形市郷土館
山形市郷土館は、明治11年に県立病院として建てられた歴史的建造物です。昭和41年に国の重要文化財に指定され、霞城公園に移築されました。1階中庭を囲む廊下は14角形のドーナツ形になっていて、バルコニーで中庭を眺めていると、明治時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。入口に手スリ付きスロープがあるほか、車椅子の貸し出しも行っています。
ソラリス
セントラルビル地下2階にある全6シアターのシネマコンプレックスです。駐車場からエレベーターを使って館内に入ることができ、エレベーター内には身体障がい者等用専用の運転ボタンが付いています。エレベーターの隣には車椅子のまま入れるトイレもあります。
シベールファクトリーパーク
地元の洋菓子メーカーが手がける、食文化と芸術を融合させ、バリアフリーにも配慮した一大文化村です。工場でできたてのパンやラスク、ケーキ、焼菓子などが買えるほか、オープンカフェテラスでイタリアンのランチやディナーを味わうこともできます。
「シベールファクトリーメゾン」の出入口近くに身体障がい者等用の青色駐車場が2台分あります。貸し出し用の車イスも用意されており、パーク内をスムーズに通れるよう通路には十分な幅が取られ、段差が少なくなるよう配慮されています。カフェテラス側には、木製のスロープも設けられています。
また、敷地内に、山形県出身の井上ひさし氏の本が収蔵されている「遅筆堂文庫山形館」もあります。
宿泊する
ホテルルートイン山形駅前
霞城公園から徒歩5分程度で、山形市内の観光におすすめのビジネスホテル。
建物の西側の駐車場に車イス用駐車スペースがあります。入口前にはスロープが設けてあり、安心ですね。エレベーター内には車イスの方や小さな子どもでも手の届く押しボタンが設置され 点字もついています。また、補助犬も受け入れています。
リッチモンドホテル山形駅前
山形駅西口徒歩2分、総客室数220室の大型ビジネスホテルで、郷土料理の「芋煮」や「玉こんにゃく」など山形らしさにこだわった和洋バイキングが人気です。予約の際は、段差がなく、車イスごと湯船の前まで入れる「ユニバーサル・ツインルーム」と指定してください。車イス対応エレベーター、オストメイト付の多目的トイレ、バリアフリー駐車場1台分、貸し出し用車イスも用意されています。
東横イン山形駅西口
全国にチェーン展開している「東横イン」。このホテルには、車イス利用の方のための「ハートフルルーム」があります。ハートフルルームBはツインルームでお部屋が広く、介助者も、補助犬も一緒に宿泊できます。浴室は引き戸で段差がなく、車イスのまま利用できる洗顔器と、手すり付のトイレがセットされています。
入浴する
道の駅 天童温泉 『愛称:わくわくランド』
山形市の隣の天童市内にある温泉付きのテーマパークと言えます。身体の不自由な方にもゆっくりしていただくため、貸し出し用の車イスを用意していたり、車椅子用の駐車場、多目的トイレもあります。その他「ちびっこゾーン」「わんぱくゾーン」など、老若男女が楽しめる施設です。