介護士のやりがいを見失いそうになったときの読み物

お悩み


どんな仕事だってそうですが、介護士の仕事も大変ですよね。大変な時でも「やりがい」を感じるからこそ、この仕事は続けられるものです。

しかし、その肝心のやりがいを見失ってしまっては、仕事を続けることができません。

そこで今回は、介護士という仕事のやりがいについて考えてみることにしましょう。

介護士のやりがいはどんなときに感じる?


介護士の仕事をしていると、ふとした瞬間にこのように思える瞬間があります。

  • 介護士になって良かったな
  • ○○をやったかいがあったな

今、やりがいについて悩んでいる方は、もしかすると、小さな喜びを見逃しているかもしれません。ここでは、介護士が実際に感じることのできるやりがいの例を3つご紹介します。

  1. 感謝の言葉を聞くことができたとき
  2. 利用者と喜びを共有できたとき
  3. チームでケアに携わることができたとき

感謝の言葉を聞くことができたとき

介護士の仕事をしている中で、最も多くやりがいを感じる瞬間が、やはり感謝の言葉を聞けたときではないでしょうか。

利用者のサポートをした際に、直接「ありがとう」と伝えてもらえることもあるでしょう。時には、自分だけでは出来なかったことが出来るようになり、涙を流すことで表現されることもあるかもしれません。

また、利用者からだけでなく、ご家族から感謝されることもありますよね。

たとえ長年介護士として働いたとしても「ありがとう」と言われることに慣れないで、自分に対する感謝の気持ちを素直に受け取ることができれば、介護士の仕事のやりがいを失うことはないでしょう。

利用者と喜びを共有できたとき

ケアをしていると、利用者とともに喜びを分かち合える瞬間は数多くあります。

  • レクリエーションのゲームで高得点が出たとき
  • リハビリ中に今まで出来なかったことが出来るようになったとき
  • ケアプラン上の目標が達成できたとき

このような時に、利用者が喜んでいる姿を見られると、自分自身もうれしいですよね。

そして、自分のケアをしてくれている介護士が、自分の目標の達成を自分のことのように喜んでくれたり、労ってくれたりすることで、利用者もさらに喜びを感じてくれるかもしれません。

そんな相乗効果が期待できることを考えると、喜んでいる感情は多少大げさでも表現していきたいものです。

もちろんウソはいけませんが、喜べることはしっかり利用者と共有して、これまでしてきたことのやりがいを感じたいですね。

チームの一員として役割を果たせているとき

通常1人の利用者に対して、介護士やケアマネジャー、リハビリ専門職、看護師、栄養士など、多くの職種の人がチームを組んで行うのが介護です。

その中で、介護士として自分自身が役割を持ち、それをこなしていくことも、1つのやりがいではないでしょうか。

言い換えると、自分の責務をしっかり全うするということです。

中には、看護師や理学療法士などの医療系の専門職員に対して、劣等感に近い感覚を持っている介護士もいるかも知れませんが、それは杞憂です。

看護師は医学的観点から利用者のケアを行うことが主な役割で、リハビリ専門職員はリハビリを行うことが主な役割です。

そして介護士は、看護師やリハビリ専門職員があまり関わることができない日常時間を共有し、その利用者にとって必要なことを提供する役割を持っています。

利用者に何か変化があった場合には、介護士から看護師らに情報が伝えられ、それが良いケアへと繋がっていきます。

誰もがチームの大切な一員であることを認識し、協力して利用者にとって良いケアを行い、利用者も含めたチーム全体で喜びを感じることができたら、この仕事をやっていて良かったと思うことができますよ。

やりがいを感じなくなってしまった時の3つの行動

  1. 過去に感じたやりがいなどを紙に書き出してみる
  2. 決まった業務の中でも常に目標や改善点を見つける
  3. 資格の取得を目指す

実際に介護士として働いていると、心身ともに疲弊してしまったり、日常に慣れが生じてしまったりして、やりがいを感じることができなくなってしまうことがありますよね。

やりがいを失ったまま介護の業界から去ってしまった人も、決して少なくはないのが現状です。

逆に言えば、やりがいを感じモチベーションを維持することができれば、きっと仕事も長く続けられると思います。

過去に感じたやりがいなどを紙に書き出してみる

もし、やりがいを感じられなくなったときは、やりがいを紙に書きだしてみるのはどうでしょうか。

以前に自分が感じたやりがいでもいいですし、先輩や同僚に聞いてみて自分にも当てはまるものを書いてみてもいいでしょう。

決してやりがいが”消えてしまった”訳ではなく、あくまでも”今はやりがいを感じることができないだけ”なのだということが実感できるかもしれません。

決まった業務の中でも常に目標や改善点を見つける

また、慣れてきたとしても「なんとなく」行うケアからは脱却し、決まった流れの中でも目標や改善点を見出すことが、モチベーションの維持には不可欠です。

利用者個々のニーズに合ったケアを行い、利用者が目標に近づいていることを実感したり、さらなる改善点を見いだせたりすると、仕事がより楽しくなりますよ。

資格の取得を目指す

「具体的な目標が見つからない」ということなら、新たな介護系資格の取得を目指すのも良いかもしれません。

介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、認知症ケア専門士、介護食アドバイザーなど、国家資格でない物も含めれば、数多くの介護系資格があります。

それらの資格の中で今の自分に必要だと思える資格や、いずれ行いたい業務に繋がる資格の取得を目指してみてください。

勉強を始めてみると、今仕事で行っているケアがどういう根拠を基に行われているのかがわかったり、自分では思いついていないアプローチの仕方を学ぶことができたりするので、日々の業務に必ずと言っていいほどプラスになり、結果的に仕事のやりがいに繋がります。

やりがいだけではなく初心を振り返ることも大事


誰だって、毎日の業務の中で感じられるはずのやりがいも、見失いそうになることはあり得ます。

そんな時は、これまでは見逃していた小さな喜びに焦点をあててみてはいかがでしょうか。

あなたが感謝されたことでも良いですし、利用者が喜びを感じられた瞬間でもいいです。その小さな喜びを感じて、たまには自分のことを褒めてあげることが、仕事のやりがいに繋がるでしょう。

また、やりがいを新たに見つけることのほかに、初心に返ってみることもおすすめです。

仕事を始めた頃は業務を覚えるのが大変で、でもそんな中で、利用者から「ありがとう」と言われたことに大きな喜びを感じませんでしたか?

利用者が感謝の言葉を伝えてくれるのは当たり前のことではないということを、もう一度認識して接すると、意外な場面や意外な方からの感謝の言葉に気付き、自分の仕事に自信と誇りを持ち直すことができますよ。

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