介護職の人間関係をスムーズにする心理学 Step UP編

使えるハウツー


多くの人がさまざまな立場から関わりあう介護現場。人と関わるなかで生まれる喜びもたくさんありますが、それと同じくらい、人間関係が悩みの種になることも多いですね。

介護職なら、人と上手にコミュニケーションをとるための引き出しは、いくつあっても多すぎるということはありません。もしもあなたが人間関係に悩んでいるなら、心の引き出しに心理学の知識も加えてみませんか?

今回は介護職の人間関係をスムーズにする心理学、ステップアップ編。相手と少し話せるようになってきたら試してみたい、心理学のテクニックを4つお伝えします。

あなたのちょっとした行動が、いつのまにか相手の心に作用して、相手とぐっと親しくなれるきっかけになるかもしれません。

「そもそも話すこともできない」という場合は、以下の初級編もぜひご覧くださいね。

>介護職の人間関係をスムーズにする、心理学の知識5つ

1.打ち合わせや食事では、隣に座る


心理的な距離は、物理的な距離にも反映されるもの。あの先輩と打ち解けたいと思っているのに、打ち合わせやミーティングではいつも遠くに座っていませんか?

今日から意識して、相手のすぐ隣に行ってみましょう。相手の近くに座ると好意を持っていることがそれとなく伝わり、積極的な印象にもつながります。

食事や休憩のときなどは、相手もリラックスしているので、親しくなるにはとくにおすすめです。そのときは相手の真正面ではなく、斜め前や横に座るようにしてみましょう。

というのも、相手の真正面は「理性の空間」と呼ばれ、少し緊張を感じる場所。斜め前や横など、少し真正面からずらした位置の方が、リラックスして話しやすいのです。これを「情の空間」と呼んでいます。

ちなみに、相手の死角になる背面は「恐怖の空間」と呼ばれ、この場所からいきなり話しかけたりすると警戒心を抱かせてしまいます。とくに高齢の利用者は、聴力が衰えていたり、視野が狭くなったりしていますから、びっくりさせないようにしっかり配慮することが必要です。

2.いつも楽しそうにしていると、好印象に:連合の原理

「連合の原理」とは、実際には無関係なものを結びつけて捉えてしまう錯覚のこと。代表的な例では、モーターショーでとびきりの美女が車の隣に立つことで、車の性能まで良さそうに感じてしまうことなどがあります。

これを介護職の人間関係に応用してみましょう。もちろん自分の隣に美女を立たせておくわけではありません(笑)。利用するのは、「自分の口癖」です。

よく使っている言葉は、連合の原理でそのままその人のイメージに。「こまった」「難しい」「できない」といったネガティブな言葉を口癖にしていると、言葉のイメージと連動して、ネガティブな人だと思われてしまいます。

逆に「楽しい」「うれしい」「すてき」など、ポジティブな言葉をふだんからよく使っていると、あなた自身の印象もその言葉のイメージと結びついて、明るく楽しそうな印象になっていきます。

仕事中はもちろん、休憩で同僚スタッフと雑談するときも気をつけて。人の批判やグチばかりを言っていると、知らないうちに自分の印象まで下げてしまっているかもしれません。

ぜひ言葉の持つパワーを利用して、印象アップにつなげていきましょう。

介護職の人間関係をスムーズにする心理学 Step UP編、後半は

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