高齢者のレクリエーションお勧めネタ&アイデア「2月」

使えるハウツー

2月:梅のつぼみが膨らむ
2月は少しずつ冬の寒さがやわらぎ、陽の光に暖かさが感じられる頃。春一番が吹いたという知らせや、うぐいすのかわいらしい鳴き声が、春の訪れを感じさせてくれます。

高齢者施設で行なうレクリエーションにも、ぜひ春らしさを取り入れて。実際の屋外はまだ寒い日も多いですが、みんなが心待ちにしていた季節ですから、気持ちからでも春を先取りしていきませんか?

2月は春風が氷を溶かすように、心も体もゆるんでほぐれはじめる季節。暖かくなり体調が良くなることで、利用者の心境によい変化があったり、意欲が増したりするかもしれません。

体を動かす系、コミュニケーション系、制作系など、さまざまな切り口から、春を感じさせるレクリエーションを企画していきましょう。

2月ってどんな月?

2月は別名「雪消月(ゆききえつき)」や「梅見月(うめみづき)」などとも呼ばれ、長かった冬が終わりを告げ、春へとバトンタッチする月。急に冷え込む日もあるけれど、日に日に力強さを増す陽の光に、春の訪れを感じます。

暖かい日と寒い日を繰り返しながら、少しずつ本格的な春へと近づくこの時期は、「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉がぴったり。本来は中国や朝鮮半島で冬に起こる現象のことを指した言葉ですが、日本では春先によく使われる表現です。

2月に食べたい旬の味には、ふきのとう、ワラビやウドなどの山菜類。とくにふきのとうは、雪の下から芽を出す姿や、苦味のある味わいが春らしいですね。

菜の花のほろ苦い味も、春を告げる味のひとつ。黄色と緑のハーモニーもかわいらしいので、辛子和えやおひたし、お吸い物などにして、目からも春を楽しみましょう。

壁画や装飾の題材には、2月らしさを感じる風物詩を。梅とウグイスの取り合わせや、かまくら遊びをする子供と田舎の風景、雪をかぶった富士山などはいかがでしょう?

自分が好きだったり、きれい、美しいと思えるテーマの方が、楽しんで制作することができます。いくつか案を出して、利用者の方と相談して決めれば、決める過程もレクリエーションの一部として楽しむことができますよ。

レクや会話のネタに!2月の記念日

2月3日頃:節分

高齢者レクリエーションに:節分の豆
節分(せつぶん)はもともと季節を分ける日という意味で、1年に4回ありました。立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)の前日は、すべて「節分」だったのだそうです。

季節の変わり目には鬼が出るといわれ、それを退治するために「まめ(魔滅)」をまくようになったのだとか。

そんな節分の風習にちなんで、ついつい熱中してしまうゲーム形式のレクリエーションはいかがでしょうか?

【福を呼び込み鬼退治ゲーム】
丸めた新聞紙でつくったお手玉を豆に見立て、豆まきで自分たちの陣地に福を呼び込み、鬼を追い出すゲームです。

赤や青、黄色の風船には鬼のイラストを、白い風船には福の神のイラストを両面テープで貼り付け、それぞれ鬼と福の神に見立てます。床にはビニールテープなどを貼り、陣地を作ります。

風船を陣地の境に置いたら、ゲームスタート。お手玉を投げて、制限時間内にどれだけ自分たちの陣地から鬼を追い出し、福の神を入れられたかで競います。陣地を2つに分けて、チーム対抗戦にしても楽しいゲーム。

時間があれば、鬼の風船やお手玉など準備物を作るところから始めてもいいですね。座って行うゲームですが、熱中して急に立ち上がったりすると危ないので、スタッフは注意して見守るようにしましょう。

2月14日:バレンタインデー

バレンタインデーは、もともとはローマ皇帝の迫害により亡くなったバレンタイン司祭を悼む宗教行事でした。日本では昭和50年代頃に、女性が男性にチョコレートを贈り、愛を告白する日として浸透。発端は製菓会社によるプロモーション戦略といわれ、意外にもその歴史は新しいんです。

お年寄りのなかには「バレンタインだからチョコレート」という発想が、私たちが思うほど当たり前のことではない方も。でもせっかくの楽しいイベントですから、チョコレート作りを楽しむレクリエーションを企画してみませんか?

【クッキングレク:簡単生チョコ作り】
刻んだチョコレートに温めた生クリームを混ぜて冷やし固める生チョコなら、失敗がなく手軽です。小さなカップに流し入れて仕上げれば、切り分ける手間も要らず、準備や後始末も簡単に。レクを楽しんでもらうポイントは「自分好みの味」を考えて選べるようにすることです。

基本になるチョコはダークチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコなどいくつか用意しておき、好みのものを選んでもらうようにします。
さらに副素材を数種類。ドライフルーツやナッツ、いちごジャムやマーマレード、ジンジャーパウダーや抹茶、ラム酒やブランデーなど少量のお酒類・・・チョコに混ぜてみたいそれぞれの好物を事前にリサーチしておき、それを用意するのもおすすめです。

最初に少しずつ味見をしてもらい、どれを混ぜるか決めてもらうとスムーズに。おいしいと思う組み合わせを2つほど選んで混ぜ、カップに流し入れて冷やし固めます。味見をしながら何を混ぜようか考えることで、味覚・嗅覚はもちろん想像力が刺激されるので、脳の活性化につながります。

できあがったチョコレートは自分で召し上がってもらってもいいですし、利用者同士で交換してもらったり、ラッピングして好きな相手にプレゼントしても。

作ってワクワク、食べておいしく、贈ってニコニコと、まさに一粒で2度3度と楽しめるレクリエーションです。

高齢者のレクリエーションお勧めネタ&アイデア「2月」、後半は

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