介護職のストレスを解消する7つのアプローチ

介護職の保健室


人間を相手に行われる介護の仕事では、対人関係のストレスは切っても切れない悩みのひとつ。上司や同僚、先輩や後輩、利用者の方やそのご家族など周囲の誰もが、時と場合によってはストレス源になり得てしまいます。

心が健康でなければ、人を大事にすることも、自分を大事にすることもできません。介護を通じて人の役に立ち、喜んでもらうためには、まず自分の心を健全に保つことが必要です。

今回は介護職のストレスを解消して前向きになるためのさまざまな方法を、7項目にまとめてご紹介。ストレスが溜まっているなと感じたら、自分のケースに当てはまりそうな方法を選んで、ぜひ試してみてください!

ストレスの大きさは受けとり方次第

ストレスの大きさは、下記のような計算式で表すことができます。

ストレス源 × 受けとり方 = ストレスの大きさ

たとえば、ストレス源の値を10とします。受けとり方が10だと、ストレスの大きさはかけ算により100になります。ところが、受けとり方が1だと、かけ算してもストレスの大きさは10のまま。もっと言えば、受けとり方がゼロなら、ストレスの大きさもゼロにできてしまうのです。

実際ゼロにすることは難しく現実的ではありませんが、受けとり方が上手なら、受けるストレスを大きくしないですむというのは本当です。

上手な受けとり方のコツは、「完璧じゃなくてもOK」と自分を許し、「なんとかなる」と考えること。完璧を目指してがんばればがんばるほど、自分を追い込んでしまいます。

もしもあなたが、常に100点でなくてはいけないと考えているなら、平均70点、ときどき90点とれればOKくらいに自分の基準をゆるめてみましょう。案外、肩の力の抜けたあなたは魅力的で、それだけでストレス源が向こうから自然に消えてくれるかもしれません。

認知症介護のストレスは、認知症を知ることで軽減

介護のなかでも特にストレスを溜め込みやすいのが認知症介護。利用者の方とほとんどコミュニケーションがとれなかったり、良くなる見込みがない、妄想や暴言などのBPSD(周辺症状)といった要素が重なったりすると、ふと「自分のやっていることは何の役にたっているんだろう」などと、無力感に襲われてしまうことがあります。これは自分のなかにそうとうストレスを溜めこんでしまっている状態なので、いそいで手当てする必要があります。

そのために有効な手段のひとつが、認知症について学ぶこと。

認知症は病気であり、認知症の人が問題行動を起こすのには理由があります。認知症について学べば、なぜこうなっているのか、どのように対処したらうまくいきやすいかといった対策を立てることもできます。正しい知識をもつことで、イライラがぐっと軽減され、ストレス飽和状態から抜け出すことができるでしょう。

苦手な先輩や同僚は、積極的なコミュニケーションで


考え方ややり方の合わない先輩や同僚から、仕事のやり方についていろいろ口出しをされるのがストレス・・・そんな悩みを抱えているのなら、職員同士のコミュニケーションが足りていないのかも。

耳の痛い指摘は、自分を育ててくれる肥やしと考え、冷静に受け入れましょう。苦手意識が先行してしまうと、コミュニケーションがとりづらくなり、余計に関係がぎくしゃくしてしまいます。連絡や連携にミスが出るなど、仕事に悪影響が出ることも。

合わない人とムリに友達になる必要はありませんが、仕事上のコミュニケーションはきちんととるのがプロの責任です。毎日目を合わせてしっかり挨拶し、仕事のコミュニケーションをとっていれば、いつのまにか苦手意識は消えていくことが多いでしょう。

介護職のストレスを解消する7つのアプローチ、後半は

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